【MAN38】撮影現場に行くときの流れと対応フロー

 

目的

このマニュアルは、クライアントの撮影をサポートする際の振る舞いや、撮影前日までの準備、当日の対応について、STAGEONスタッフが実施すべきことを明確にするためのものです。
適切な事前準備を行い、撮影の円滑な進行と高品質なコンテンツ制作を実現することを目的とします。

 

 


禁止事項

  • 企画シート(企画内容、サムネイルタイトル、ハイライトシーンの確認用)と関連ナレッジ(またはマニュアル)の確認を怠り、撮影に臨むこと
  • 【KB18】YouTubeチャンネル運営におけるポスプロとプリプロの違いと重要性/基礎知識を確認せずに、撮影前準備の重要性を理解しないまま撮影ディレクションを行うこと
  • 【KB36】コンプライアンスリスクの概要と対策を熟読せず、撮影時のコンプライアンスリスクについて認識しないまま撮影を行うこと
  • クライアントへの連絡を怠り、スケジュールや撮影内容に認識のズレが生じること
  • 撮影中に必要な声かけをせず、撮影漏れやクオリティの低下を招くこと
  • 撮影終了後、クライアントへのスケジュール共有やフォローを怠ること
  • 撤収時に機材やゴミを放置し、撮影場所を汚したまま帰ること
  • 機材返却時に動作チェックや充電を行わず、不完全な状態で返却すること

 

 


前提条件

 

 


必要なリソースとツール

  • 企画シート(企画内容、サムネイルタイトル、ハイライトシーンの確認用)
  • 撮影機材(カメラまたはスマホ、三脚、マイク、SDカード)
  • 予備機材(スマホ)
  • 状況に応じてクライアント用差し入れ(ドリンク、菓子類等)
  • 撮影場所のスケジュール・アクセス情報

 

 


完了要件

  • 撮影に必要な準備がすべて整っていること(機材チェック、企画内容の確認、スケジュール調整など)
  • 撮影中に必要なシーン・セリフ・リアクションが漏れなく撮影されていること
  • 撮影終了後、クライアントへスケジュールを共有し、適切なフォローを行っていること
  • 撮影データをドライブへアップロードし、機材を動作確認の上、充電して返却していること

 

 


注意点

  • 撮影に行くメンバーが企画考案者でない場合は、企画考案者もしくは承認者と事前にすり合わせを行い、合意を得ること
  • 撮影中は視聴者目線で、面白いシーンやフックとなる要素が十分に撮れているか意識すること
  • サムネイル用の写真を意識的に撮影し、最低20~30枚のバリエーションを確保すること
  • クライアントとの円滑な関係構築のため、挨拶・名刺交換・アイスブレイクを適切に行うこと

 

 


手順

1. 撮影前日までの準備

a. 撮影環境・機材のチェック

b. 持ち物の準備

c. スケジュール確認・クライアント連絡

    • 企画内容・構成、サムネイルタイトル、撮影段取りを確認
    • クライアントへリマインド連絡(待ち合わせ場所、服装、撮影本数など)

 

2. 撮影当日の対応

a. クライアント合流前

    • 携帯をマナーモードに設定
    • 室内に入る前にコート等の上着は脱いでおく

b. クライアント合流後

    • 挨拶・名刺交換・アイスブレイク
    • 企画内容・台本・構成の最終確認
    • 機材設置・SDカードの最終確認

 

3. 撮影の進行

a. 撮影開始の手順

    • カメラの前で手を叩き、企画名・シーンを読み上げる
    • クライアントに「では、お願いします」と声をかける

b. 撮影中のチェックポイント

    • 事前に決めた構成通りに進行しているか
    • 必須セリフやリアクションが撮れているか

4. 撮影終了直後の対応

a. サムネイル写真の撮影(最低20~30枚)
b. クライアントへスケジュール再共有(公開予定日、事前確認日など)
c. 後片付け・撤退(ゴミ持ち帰り、忘れ物チェック)

5. 帰社後の作業

a. クライアントへお礼連絡
b. データアップロード(ドライブへ保存)
c. 機材の動作チェック・充電後に返却

 

 

 


完了後のステップ

  • クライアントへのフォロー連絡
  • データアップロード完了報告
  • 必要に応じて振り返り・改善点を共有

 

 

 

このマニュアルに沿って撮影を行い、円滑な進行と高品質なコンテンツ制作を実現してください。