【MAN37】YouTubeチャンネル各登録者数を達成した際のやる事リスト

 

目的

本マニュアルは、YouTubeチャンネルの登録者数が各フェーズ(1000人、5000人、1万人、10万人)に到達した際に必要なアクションを明確化し、チャンネル運営を円滑に進めることを目的としています。

 


禁止事項

  1. 登録者数達成時のアクションを省略または実行しないこと。
  2. 関係部署との連携を怠ること。

 

 


前提条件

本マニュアルの使用者は以下を日常業務として実施していることを前提とします。

  • データ分析、市場・トレンド調査
  • ライバルチャンネルの動向チェック
  • コメント精査
  • 「再生リストの整理」「シリーズ企画の見直し」「編集・サムネイルのブラッシュアップ」「チャンネルバナーやアイコンの見直し」「概要欄の見直し」など、チャンネル管理業務の遂行

 


必要なリソースとツール

 

 

 


完了要件

各登録者数フェーズごとにマニュアルに沿ったアクションを実施し、以下の要件を満たすこと。

  • チャンネルが次のフェーズに移行するための準備が整っていること
  • クライアントおよび社内部署への必要な連携が完了していること
  • 視聴者や市場に対して適切なメッセージが発信されていること

 

 


注意点

  • アクション実施時は、クライアントとの認識共有を最優先とすること。
  • 必要に応じて他部署(広報部、マーケティング支援事業部、セールス部など)と事前に連携を取ること。
  • 登録者数が増えるペースによって、各フェーズの準備スケジュールを柔軟に見直すこと。

 

 


手順

1. 登録者数1000人達成時

a. 収益化申請

  • YouTube Studioから収益化の申請を行う。
  • 必要に応じて、クライアントに収益化条件(視聴時間やポリシー)を報告する。

 

b. コラボ相手選定

  • 自チャンネルの方向性に合ったコラボ相手をリストアップする。
  • コラボの具体的な手順やポイントは、関連ナレッジを参照する。

 

 

2. 登録者数5000人達成時

a. コラボ実施

  • 選定したコラボ相手と具体的な企画を設定し、コラボ動画を作成する。
  • 動画公開後、視聴者の反応を分析し次回以降の改善点をまとめる。

 

 

3. 登録者数1万人達成時

a. 問い合わせフォームの作成

  • コラボや案件問い合わせ用のフォームを作成し、概要欄にURLを掲載する。



※ STAGEONへの問い合わせフォームURLはチャンネルごとに発行するため、チーフ経由でマーケティング支援事業部もしくはセールス部に確認してください。

 

b. マーケティング支援事業部への連携

・1万人達成の報告を行う

      • チャンネルの登録者数1万人突破をマーケティング支援事業部に共有する。
    • 情報共有の目的
      • YouTubeを活用したコンテンツ販売の提案準備に入るため。
      • クライアントがすでに保有しているサービスや商品の販売導線を、YouTubeを通じた形に整える提案を行うため。

  ※ 必要に応じて、マーケティング支援事業部と定例ミーティングを実施し、次のアクションプランを作成する。

 

 

4. 登録者数10万人達成の1ヶ月前

a. 広報部への連絡

  • 10万人達成予定日の1ヶ月前に、広報部にプレスリリース作成の依頼を行う。
  • チャンネルの成長速度が速い場合は、さらに前倒しで連絡を行う。

 

b. 「10万人ありがとう動画」の作成

  • 視聴者への感謝を伝える動画を作成。
  • 動画内でコンテンツや商品販売のプロモーションを検討する場合、マーケティング支援事業部と連携し、内容を調整する。
  • 動画概要欄にSTAGEONや問い合わせフォームの情報を掲載する。

 

 

 

5. 登録者数10万人達成時

a. 「ありがとう動画」の投稿

  • 視聴者への感謝を伝える「10万人ありがとう動画」を事前に準備し、登録者数達成のタイミングで公開する。
  • プロモーションを兼ねた動画作成と発信内容の工夫
    • 必要に応じて、STAGEONへの問い合わせ導線やコンテンツ販売のプロモーション要素を盛り込む。
    • 動画の概要欄固定コメント外部SNS発信を連携させ、チャンネル成長に繋げる施策を施す。
    • クライアントにあらかじめ説明し、合意を得た上で、問い合わせフォームや販売導線のリンクを含む内容を作成する。

 

b. 広報部への連絡

  • 準備していたプレスリリースを公開するための対応
    • 登録者数10万人達成のタイミングに合わせ、広報部にプレスリリースの公開を依頼する。
    • 記事の執筆内容やスケジュールを調整していた場合は、進捗確認を行い、必要があれば追加の調整を実施する。

 

c. 銀の盾申請を総務に依頼

  • YouTube公式の「銀の盾」申請を総務部へ依頼する。
  • 申請における注意点
    • チャンネルの所有権がクライアントにある場合も、STAGEONが対応しているため、所有者に関係なく総務へ連携すること。

 

 

6. 登録者数10万人以上の運営方針

a. 市場トップとしての役割を認識する

  • トレンドを創出する立場への移行
    • 登録者が10万人を超えたチャンネルは、その市場のトップポジションに近づき、自チャンネルがトレンドの源となる可能性があります。
    • 自チャンネルの企画や運営が、他のライバルチャンネルに模倣されることで市場がさらに活性化し、登録者数の成長スピードを維持できる状況を目指しましょう。

 

b. 企画の考案における重点ポイント

  • 類似市場のリサーチ
    • ライバルチャンネルや類似市場を継続的に分析し、視聴者ニーズの変化を捉える。
  • 他ジャンルやメディアの活用
    • 他ジャンルのチャンネル、SNS、メディア番組もチェックし、流行の本質を理解する。
  • 視聴者ターゲットへの最適化
    • リサーチ結果をもとに、自チャンネルのターゲット視聴者が求める形へと企画内容を落とし込む。
  • 企画作成時には、【KB23】コンセプト、企画を含む動画コンテンツ作成における考え方を参照して精度を高める。

 

c. 新たな展開を検討する

  • サブチャンネルの立ち上げ
    • メインチャンネルとの相乗効果を狙い、ターゲット層や目的に合わせた新たなサブチャンネルを設計する。
  • 外部イベントの実施
    • オフラインイベントやコラボイベントの開催を通じて、視聴者との距離を縮め、チャンネルの影響力を強化する。

 

d. 情報の社内共有を徹底する

  • 最新のチャンネル状況や分析結果を共有
    • チャンネルの成長状況や市場動向、競合分析結果を定期的に社内の各部署(マーケティング支援事業部、広報部など)と共有する。
    • クライアントのビジネス拡大につながるチャンスを逃さないよう、チャンネルを通じた提案や企画を実施する。

 

 


完了後のステップ

  1. 各フェーズのアクション実施後、クライアントおよび関連部署への報告を行う。
  2. 視聴者の反応や市場の変化を分析し、次の企画に反映する。
  3. STAGEONや他部署との連携を継続し、最新情報を共有する。